小学校では、テストの成績は良かった…
そんな小学生さんも中学生になったら「成績がガクッと下がってしまった。」というケースは良くあります。
逆に、小学校では成績はそこまで良くなかったのに、要領よく取り組んで中学校で成績上位に君臨する方もいます。
そんな小学校と中学校のギャップに苦しむ生徒さんに「中学校に入って何が変わったか」を聞いてみました。
結果は以下の通りです。
1.勉強が難しくなった
2.部活が忙しくなった
3.宿題・勉強量が増えた
4.睡眠時間が減った
5.テストに英語の教科が出てきた
以上が良く声に上がった5つです。
見て分かる通り、学習面で大きく変わったと感じる方多いようです。
中学生になって苦しまないためには、小学校の生活と中学校生活ではどのように違うのかを把握しておくことが重要です。
・学習内容が難しくなり、宿題や勉強量が増えること
・部活がハードでかなり体力を奪われること
上記の二つは特におこり得ることなので、小6のうちからお子様に伝えて理解してもらいましょう。
もちろん、伝えることによってお子様が不安で押しつぶされないようにしっかり精神面をケアすることも忘れてはいけません。
学習面の対策
中学校に上がる前である今、すべきことは小学校内容の復習です。
漢字ドリルや計算ドリルを用いて、漢字の読み書きと算数の分野別の理解は必要不可欠です。
中学校になると小学校で習った漢字はもちろん、難しい漢字も次から次へと出てきます。
漢字が読めないと、読解が出来ないので全教科に支障をきたしかねません。
また、漢字以外に覚えなくてはならない英単語が多く出てくるので、小学校のときのように漢字の勉強時間を十分確保することが難しいです。
そして、算数から数学になることで、マイナスの概念や「x」・「y」といった文字を使った方程式などどんどん抽象的になってきます。
数学が苦手になる原因は、算数が定着していないことです。
数学は、階段をイメージしていただければわかりやすいと思います。
どこかが欠けているとその階段は一気に崩れ落ちてしまいます。
積み重ねの教科である数学は、算数から一つ一つしっかり積み上げていくことが非常に重要です。
今のうちに、しっかり定着するまで分野ごとに取り組みましょう!
小学校では「外国語学習」みたいなものがあったと思いますが、中学からは正式に教科として「英語」が入ってきます。
英語に関しては、アルファベットやローマ字に慣れ親しんでおくことをオススメします。
英語は、中学1年生から本格的に勉強がスタートしますが、やはりアルファベットやローマ字を書ける人の方が定着しやすいです。
あとは、1年生から油断せずに取り組むことです。
英語も数学と同様、積み重ねの教科です。
最初の段が抜けてしまうと、その後は総崩れしてしまいます。
簡単であること、そこに意外な落とし穴があるので気を付けましょう!
部活について
部活の忙しさは学校と部活の種類によって様々です。
一般的に野球部やサッカー部、バスケ部、バレーボール部は練習がハードであることが多いです。
もちろん、他の部活でも顧問が熱心で練習がハードな部活もありますので、しっかり一つ一つの部活をチェックする必要があります。
また、文化部でもハードな部活はありますので注意しましょう。
それは吹奏楽部と合唱部です。
夏休みは毎日のようにコンクールに向けての練習で追われ、他のほとんどの部活が中3の夏で引退する中、ハードな学校では10月まで部活が長引くことがあります。
陸上部や演劇部も長引く可能性が十分にあります。
上記のような情報をお子様にしっかり伝えた上で、部活は決めていきましょう。
簡単にまとめさせていただくと
・部活の情報を収集しすべてを把握した上で決めること
部活や勉強に集中できる体力をゴールデンウィークまでに見つけられることが理想です。
今のうちからしっかり準備しておきましょう。
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