大学入試のシステムが大きく変わることが、最近騒がれています。
いったい具体的にどのように変化するのでしょうか?
まず、2019年度に「センター試験」が廃止され、「高等学校基礎学力テスト(仮称)」がはじまります。
高校での学習の達成度を測ります。
このテストでは、大学受験や就職の有無に関係がないようですが、進路選択の表か材料になる可能性が高いです。
そして、2020年度から「大学入試希望者学力評価テスト(仮称)」がはじまります。
新中学3年生からを対象に行われる、いわば「センター試験の代わり」ともいえるテストです。
今までの「知識・技能」の評価はもちろんのこと、「思考力・判断力・表現力」も評価の基準として加わります。
「センター試験よりも難易度は上がる」と噂されています。

それでは、大学入試で評価される点を具体的に見ていきましょう。

知識・技能

この点に関しては、従来と変わりはありません。
「知識」は、文章を読むために必要な語彙力や歴史的用語・科学的概念や用語のことを言っています。
「技能」は、計算の正確性や実験器具を正確に扱うことができるかという部分を指します。

思考力・判断力・表現力

問題解決に当たって、今まで学習してきた知識や技能を組み合わせて解けるかという力が問われています。
知識や技能を組み合わせて自分の意見や表現を出したり、問題を解決するために複数の知識を組み合わせて解答まで導いたりする必要があります。
また、次に何が起こりうるのかという予測なども含まれています。
これらを補うためにも根本的な概念からしっかり理解する必要があります。
例えば、「公式を覚えた」だけでは、どんな時に使うかを閃くことができません。
覚えるだけでなく、「どんなときに使用するものなのか」まではっきりさせないといけません。

主体性・多様性・協働性

課題を発見し解決するにあたって、主体性を持って多様な文化や考えを持つ人たちとに協働できるかという点が問われます。
グループ討論や実演する力も今後は必要となってきます。