「苦手な数学を克服! その2」の続きです。

 

文章題は分からないから問題文は読まない

最初から分からないと決めつけ、問題文を読まないというのはありえない行為です。
どんなに数学が得意な人でも、問題文を読まずに解くのは非常に難しいことです。
つまり、問題文を読まない方は分からないのではなくて、問題を解くことを放棄しているのです。
また、よくある発言が「問題読んだけどやっぱり分からない」です。こういった発言をした方に私はあるチェックをします。
あるチェックとは「問題文を本当に読んだか」のチェックです。具体例で説明します。次の文章はある問題の一部分です。

「長方形ABCDで、点PはBを出発して、辺上をCを通ってDまで動く。」

この問題を分からないといった方に問題を見せながら次の質問をします。

「点Pは最初どこにいますか?」

答えがBであることは一目瞭然ですが、驚くことに、問題を読み直さずに「分からない」という返事が多いのです。
冷静に読み直した後に、答えることができる場合がありますが、それは問題文を読んだといいながら読んでいなかったという証明にもなります。
分かろうとして読めば分かることも少しはあるかもしれません。
あきらめずに問題を読むように心がけましょう。
もし、真剣に問題の解答がBであることが分からない方は、国語力に問題があるかと思いますので、数学の文章題に取り組む前に国語から勉強した方が良いかと思います。

 

間違えた問題は答えだけ書く

数学は単語を覚えるといった暗記する科目ではありません。
なので、答えだけ書いたところでその問題(もしくはそれに似た問題)ができるようになるわけではないのです。
数学は論理を学ぶ科目です。
最終的な答えが合っていることはもちろん大切なことですが、その答えに辿り着くための過程はもっと大事です。
この過程がしっかりできているかどうかで他の問題を解くことができたり、応用問題を考えることができるようになるのです。
間違える原因は計算ミスや知識不足など、いろいろありますが、次に同じ内容で間違えないために必ず、自分は何が原因で間違えたのかをはっきりさせるようにしましょう。

今回はこれで終わりです。

次回に続きます。