「毎日塾へ行って勉強しているのに成績が伸びない」

「テスト前は勉強時間をたくさん取っているのに、全然点数が上がらない」

「問題の聞かれ方が変わると全く解けない」

上記のように、勉強の悩みはひとそれぞれです。

勉強しても結果が出てこないとやる気がなくなりますし、落ち込んでしまいます。

 

ここでは「効率の悪い勉強方法」をご紹介します。

自分は効率の悪い勉強方法をしていないかという確認と改善のきっかけになっていただければ幸いです。

 

長時間一気にまとめて勉強する

テスト前、焦ってやってしまう人は少なくないのではないでしょうか?

長時間勉強することで、「頑張っている。頭が良くなった気がする」と思われる方もいるかもしれませんが、これは非常に効率の悪い勉強法です。

何故効率が悪いのか説明していきます。

記憶するには脳内の神経細胞と、その神経細胞同士をつなぐシナプスの働きが重要です。

新しいシナプスを作り出し、どんどん脳内ネットワーク広げていくには何度も反復しなければいけません。

例えば、1日10時間まとめて勉強するのと、1日1時間を10日間勉強するのとでは、同じ10時間でも大きく記憶の差が出ます。

「毎日続ける」ことが勉強の最重要ポイントとなるのです。

 

暗記系のものを1日かけて覚えきろうとする

先ほど紹介した「長時間一気にまとめて勉強する」に似ているのですが、暗記系を1日で取り組むことは効率が非常に悪いです。

何故なら、覚えたことの半分以上が1日で忘れてしまうからです。

これは脳の記憶のメカニズムに関係しています。

外部刺激である記憶は、まず脳の「海馬」というところに保管されます。

「海馬」は一時的に保管する場所であり、いわゆる「短期記憶」になりますのですぐに記憶から削除されてしまいます。

それでは「長期記憶」に移行させるにはどうしたら良いのでしょうか?

「長期記憶」に移行させるためには、「大脳皮質」という海馬のさらに奥に位置する場所へ記憶を移す必要があります。

「短期記憶」から「長期記憶」へ移動させるには、「海馬から何度も出し入れする」行為が有効です。

つまり、「反復すること」こそが最も重要なのです。

暗記系は勉強時間を増やすのではなく、回数を増やすことに意識を向けましょう!

 

線を引いたりまとめたりして満足する

教科書や参考書を読みながら重要な箇所にカラーペンで線を引いて満足していないでしょうか?

または教科書や参考書などの内容をノートに綺麗にまとめて勉強したつもりになっていませんか?

これは効率の悪い勉強法です。

何故なら、ラインを引いたりノートをまとめたりする行為は、「覚えること」でなく「ラインを引く・ノートをまとめる」という「作業」が目的になってしまうからです。

もちろんノートをまとめたりすることも大切なのですが、覚えるという目的をいつの間にか失い、覚えてもいないのに覚えたつもりになってしまいがちですので注意が必要です。

これは、学校や塾の授業の板書を書いただけで勉強した気分になっているのと一緒の現象です。

記憶を脳にとどめさせるには、インプット(暗記する行為)とアウトプット(問題を解く行為)が重要となってきます。

このインプットとアウトプットの作業を何度も繰り返し行うことで、脳に「これは重要な知識である」というこを認識させることができるのです。

ちなみに、アウトプットに関しては、問題を解く行為だけでなく、口頭で説明することもアウトプットになりますので友達と問題を出し合うのも効果的です。

 

分からない問題を放置する

言うまでもなく効率が悪い勉強方法です。

実践問題をたくさんこなすだけでは、得点につながりません。

問題を解いた後で、いかに分からない問題や間違えた問題を煮詰めていけるかが効率の差が出るポイントです。

分からない箇所を放置していれば、当然できないままです。

解説を読むなどして解き方を理解し、時間を置いて何度も解くこと重要です。

同じ問題を取り組むことを拒む方もいますが、繰り返すことが大切なので根気よく完璧になるまで取り組むのがベストです。

 

 

解説を熟読しない

解説を適当に読む方がいますが、かえって効率を悪くしています。

何故自分が間違えたのか、次回間違えないためにはどういった考え方をすれば良いのかをしっかり煮詰める必要があります。

そこを怠って、反復しても効率は上がりません。

一つ一つしっかり解決した上で反復するからこそ、効率良く記憶していけるのです。

 

 

いかがでしたか?

当てはまるものがあれば今日から直していきましょう!