ご家庭でこんなことを体験されたことはありませんか?

お子様が泣いています。

親さん「お腹痛いの?」

子ども「……」

親さん「学校で先生に叱られた?」

子ども「……」

親さん「まさか、誰かにいじめられたとか?」

何も答えず、ただひたすら泣き続ける子ども。 ただ不安で、ひたすら子どもに質問し続ける親さん。

なぜ、子どもは答えなかったのでしょうか?

 

泣いている原因が本当に些細な内容なのに、「お腹痛いの?」「学校で先生に叱られたの?」と、質問ラッシュをかけられたらどう思うでしょうか?

「こんなしょうもないこと言ったら、何言われるのだろう?」と思ってなかなか言えないのでしょうか?

それでは、親さんはどのような対応をしたらよかったのでしょうか?

それはいたって単純なことです。

黙って一緒にいるだけでいいのです。

「ああなの?」「こうなの?」と次から次へと言われても、気持ちがついていかないものです。

ただ、黙ってそばにいるという非言語的コミュニケーションも時には必要なのです。

他の例も見ていきましょう。

 

「何があったの?」と聞く

受験を間近に控えたある夜に高校生の子どもさんが遅くなっても家に帰ってこない。

受験のプレッシャーからなのか、それとも他のことなのか……。

心配で仕方ありません。

そんなところに、子どもさんがようやく帰ってきました。 「どこ行ってたのよ? こんな遅くまで! 」 と言いたくなる場面ですが、頭ごなしに言うのはよくありません。

責められている感じにとらえてしまい、委縮してしまったり、反発が強くなったりしてしまうからです。

以下のような声掛けをしてあげましょう。

「いつもより遅いので心配したよ。何かあったの?」

こちらが勝手に決めつけて、あれこれ問い詰めても、本当のことは聞いてみないと「わからない」のが実際です。

子どもは子どもなりの意図や事情を持っていることもあります。

相手の意図や事情をまず尊重して聞いてあげることが、より密接なコミュニケーションへとつながっていくのです。