近年、自室で勉強をするよりも、リビングで学習を取り組む方が学力を向上させやすいと言われています。
東大生の多くはリビングで学習していたという説もあるそうです。
なぜリビング学習が成績アップにつながるのでしょうか?

 

雑音の中での勉強で集中力アップ
「勉強は静かな部屋のほうが集中できる」
そう思っている方は多くいらっしゃるのではないかと思います。
では、試験会場を想像してみてください。
他の受験生のペンの音…紙をめくる音…休憩中の「あそこの答え○○だったよね」という声…
様々な雑音が試験会場には潜んでいます。
その中で何も耐性のない状態で臨んでしまうと、実力を100%発揮することはできません。
ですから、普段から雑音の中で集中できる力を養うためにもリビングでの学習はちょうど良いと言えます。

誘惑に負けにくい
一見リビングには誘惑がたくさんあるように思えますが、実は自室の方がたくさん誘惑があります。
何故なら、つい机の上のものをいじって遊んでしまったり、部屋の中にある物に気を取られてしまったりしてなかなか集中できないことが多いからです。
リビングにいれば、たとえテレビの誘惑があったとしても親の目が行き届きますから声かけをして誘惑を回避させることができます。
リビングに勉強道具を持って来て、集中的に取り組むことが効率化に繋がります。

すぐに親が対応できる
子どもの理解度・定着度を親が良く把握できると言うメリットがリビング学習にはあります。
分からないところをすぐに教えてあげられるため、その場で解決できます。
自室だと「まあ、いっか。なんとなくわかった。」
などと適当に流してしまうことが多くなるでしょう。
親の目の届くところで勉強することを心がけましょう。

もちろん、リビングで学習すれば必ず学力があがるとは限りません。
以上のようにリビングという環境をいかにいかせるかが大きなポイントとなってきます。

さらにリビング学習の効果を上げるためにも親さんの対応の仕方が重要となってきます。
いったいそのポイントとはどのようなものなのでしょうか。

怒らない
「なんでわからないの。簡単じゃないの。」
などと言いたくなるかも知れませんが、このような声かけは1番してはいけません。
子どもなりに考えているのかもしれないし、ちょっと休憩しているだけかもしれません。
ガミガミ言われることが子どもにとっては1番やる気がなくなります。
黙って見守ってあげる我慢が必要なのです。
もちろんたくさん時間をかけても分からなさそうな場合は優しく声かけをしてあげてください。

子どもの真正面に座らない
真正面に座られると「何か言われるかもしれない」
と威圧感を与えてしまい、集中力をそいでしまう可能性があります。
斜め45度に座ったり、横に座ったりするのが良いです。
また、このポジションにいると会話量が増えるという心理実験結果も出ています。
会話量が増えると質問する量ももちろん増えていきます。
この効果を利用することでリビング学習をさらに効率化することができます。

子どもに対して最善の配慮をする
子どもが勉強しているからといって、テレビを消したりヒソヒソ話をすることはありません。
程よい雑音が集中力を高めるからです。
だからといって露骨にテレビを見たり話したりすることはよくありません。
ある程度の配慮が必要となります。
テレビを子どもに見えないように工夫するくらいの配慮はしてあげましょう。

質問はすぐに答えてあげる
子供から質問されると、つい「今、忙しいからあとにして」「自分で考えなさい」「辞書で調べなさい」と、言ってしまいがちです。
そう言ってしまうとリビング学習の効率が下がってしまいます。
たとえ忙しくても、子供が質問してきたら手を止めて応対してあげることが大切です。
子供と一緒に考えてあげることで、子供への信頼とやる気を与えることに繋がります。

以上のことを心がければ必ず子どもの学力は伸びていきます。
ぜひ、お試しください。