不注意によって生じるケアレスミスは、非常にもったいない失点です。

分かっていたのに間違いになってしまうので「せっかく頑張ったのに…」と落ち込むお子様もいるでしょう。

ケアレスミスは、お子さまの性格や個性、テストに対する取り組み方などに原因がある可能性があります。

毎回のごとく、同じようなミスを繰り返すことも少なくありません。

どのようなケアレスミスが多いのかを分析し、それに合わせてサポートする必要がありますので見ていきましょう。

 

問題文をしっかりと読む

これは、どの教科でもよく見受けられるケアレスミスです。

テストは時間制限があるため、つい焦ってしまうことでミスが発生しやすくなります。

まずは、問題文は落ち着いてゆっくりと読むことを心がけましょう。
そして、問題文から「何を聞かれているのか」に着目して下線を引くと、ケアレスミスは自ずと減少していくでしょう。

例えば、次のような問題があったとします。

「〇〇について以下の選択肢から、本文に合致しないものをすべて選びなさい。」

 

この問題では、「本文に合致しないもの」を選ぶように求められていますが、これを「本文に合致するもの」と早とちりしたら正答は得られません。
また、「すべて」という箇所も重要なポイントで、「一つだけ」などと勘違いした場合にも間違えてしまうことになります。
こうした箇所に下線を引くようにすれば、聞かれていることを意識できてケアレスミスが減少していきます。

 

以上のような「聞かれていること」は、問題文の後半部分に多いことも把握しておくと良いでしょう。

 

 

時間配分に慣れる

時間に対する焦りがケアレスミスを引き起こすパターンは非常に多いです。

その対策として、日頃から練習問題を解く際には時間を測るようにしましょう。
どれくらいの時間がかかるのかを常に意識することで、まず問題を解くスピードが速くなってきます。

さらに、「この問題はこれぐらいの時間で解ける」と把握できるため、テストで適切な時間配分ができ、焦りを軽減することができます。

 

また、計算の仕方が雑なことが原因となる場合もあります。

自分で書いた数字を読み間違えたり、桁が合っていなかったり・・・そんな経験はないでしょうか?
日頃から丁寧に取り組むように心がけることが大切です。

そして、テスト中に落ち着いて計算するためには、焦らないことも重要です。

練習問題を解く際に時間を測るという上記の方法により、時間配分に慣れておくことでこの問題も解消されるでしょう。

 

 

問題を解き終えた後は、見直しをする

すべての問題を解き終えた後の見直しの時間は、ケアレスミスの最終確認です。

解き終わって一安心するのではなく、「ミスは必ずある」という気持ちで見直すようにしましょう。
しかし、すべての問題を最初から解き直すのは難しいと思います。

そこで、ケアレスミスが多発するポイントを中心に見直すようにします。

例えば、「問題文で聞かれていることと解答は合致しているか」「計算ミスやスペルミスはないか」「記号をつけ忘れていないか」「英語の三単現のsや比較級のer、estなどのつけ忘れはないか」などがケアレスミス多発ポイントにあたります。

以前に自分がやってしまったケアレスミスに重点を置いて見直すことも重要です。

 

 

テストの返却後にも見直しをすること

テストの返却後、ケアレスミスによる失点があったら、どのように受け止めているでしょうか。

「本当はわかっていたからいいや」と、あまり気にせずスルーしてしまうと、同じミスを繰り返してしまいます。

どうして間違ったのかを考えると、「問題文をよく読んでいなかった」「時間がなくて何も考えず解答した」「暗記がうろ覚えだった」など、自分のケアレスミスの傾向が把握できます。
そのミスを二度しないように意識的に取り組むことでケアレスミスは減少していきます。