よく「偏差値至上主義」みたいな言い方で、「偏差値」で見ることを良くないとする風潮が目立ちます。

確かにあくまで他人と比べてというスタンスなので弊害はあるかもしれません。

しかし、現在の入試制度が「他人との比較」で決まる以上は、偏差値を無視することはできません。

しっかり偏差値を見て自分のいる位置を把握しましょう。

 

ではまず、「他人との比較」とはどういうことか?

それはつまり「点数のランキング」で合否が決定することを意味します。

今後は入試制度改革で変わっていくでしょうが、点数のランキングという根本は変わらないことでしょう。

ライバルよりも多く点数を取った人が勝ちであって、何かの技術に特化しているだけでは基本的に難関大学には合格できない仕組みになっています。

もちろん理想を言ってしまえば、社会で必要となる幅広い知識や教養、考える力・生きる力を身に付けた上で、大学にも合格するのがベストです。

しかし、そんな暇はほとんどありません。

むしろ、社会的勉強は大学で補っていけば良いので、あくまで「志望校に合格する」ための最短コースを採る必要があるわけで、1点でもライバルより多く点数を取ることを考えないといけません。

 

そうした時、自分の現状がわかる指標が「偏差値」です。
偏差値とはテストごとの特性(難易度、受験者数など)によらず、全体の中での自分の位置を示す数値で、統計学的には上位からどれくらいの位置にあるのかを表します。

テストの素点は、各テストごとに意味が変わります。

平均点が30点のテストの80点は非常によくできていますが、平均点が90点のテストの80点は良くありません。

そうした、意味が毎回変わってしまう素点ではなく、常に全体の中での位置を示してくれる指標が偏差値なのです。

 

 

志望校突破に必要な偏差値と照らし合わせて、

・差があるのであれば埋める方法(勉強の方法を変える)

・すでに越えているなら偏差値をキープする方法(継続して頑張る)

を考えてみてください。