数学が得意になる人がやっているノート作り~基礎①~

 

突然ですが、数学にノートを何冊使っていますか?

数学Ⅲを除けば、多くの人は学校授業用ノートが数学ⅠorⅡで1冊、数学AorBで1冊あり、宿題用ノートが1冊で、合計3冊あるかと思います。

実は、数学が得意な人は、無意識にあることができているので、ノートは3冊で十分ですが、数学が不得意、もしくは苦手になっていく人は、あることができていないため、3冊では足りません

その中で、数学が得意になる人がいます。

いったい、どうやって得意になったのでしょうか

そこには、使っているノートの冊数、ノートの書き方、使い方に秘密がありました

かなりお話しが長くなるので、分けてお話ししていこうと思います。

今回は、数学が得意になるノート作り~基礎①~をお話しします。

「数学が得意な人」のノートではなく、「数学が得意になる人」のノートのお話です。

数学が得意になる人はどのようなノート作りをしているのでしょうか。

数学がもともと苦手だったり、数学を苦手になっていく人のノートと比較しながら見ていきましょう。

【Case1;ある同じ計算をしたとき】

 

「数学が苦手になっていく人のノート」

ノート数学②

・字が汚く、見にくい(後から見返しても読めない)

・分数も一行に収めようとし、字が小さくなっている

・二重書きをしている(答えも間違っている)

・( )を使わなかったため、計算ミスが起こっている。

 

 

「数学が得意になる人のノート」

ノート数学①

・字が丁寧で、大きく、見やすい

・分数に二行使っている

・二重書きをしない

・( )を使い、計算ミスを防いでいる

言わずもがな、字が丁寧な人ほど、計算ミスが少ないです。計算ミスが少ないことはすなわち、計算力があることです。

では、数学が苦手になっていく人と同じようなノート作りで勉強すると、どうなってしまうのでしょうか。

 

 

字が汚いと…

 

普段から丁寧な字を書く練習をしていない人が、本番で丁寧な字を書けるわけがありません

テストや模試、入試などで、自分の字を見間違えて計算ミスし、減点されていては目も当てられません。

しかも、二次試験(大学入試)では、読めない字は書いていないものと見なされ、0点になります

数学が得意な人にも当てはまることです。丁寧に書くことは自分を救うことです。

少しずつ、少しずつ練習してください。

過去に、自分で書いた4と9を、自分で見間違えた生徒がいました。

字が小さく、丸っこい字を書く生徒でした。

その生徒が書いた答案を、少し離れて見てみると、9が4に見えました。その生徒は、4も9も、平仮名の「の」を書くようにして書いていました。

これらが原因となり、4と9を見間違えたのです。

書き順の大切さもわかる事例ですね。

そして高3生は、計算ミスをセンター試験で何度もやっていたら大変ですよ。

ただでさえ時間のないセンター試験で、何度も書き損じ、何度も計算し直している暇など無いのです。

ミス無く計算を終えるには、丁寧に書くことが重要です。

また、見直しするとき、自分の字が読めなかったら計算を初めからやり直さねばならなくなります。

自分の字が汚いことが自分の足枷とならぬよう、気をつけてくださいね。

 

字が小さいと…

 

字が小さいことは計算ミスの要因となります。

分数を含む計算では、特に起こりやすいです。字が小さいと、書いてある数を読み取ることに神経を使い、計算に集中できなくなります

なんと、これは生徒自らが言った言葉です。自分で自分の首を絞めていたのです。

結果的にその生徒は、分数を2行にして大きく書くことで、計算の精度を高めていきました

ノートがもったいないなどと思わず、自分にわかりやすくするために、気持ち大きめに字を書いてみましょう

計算間違いをして、直している時間のほうがもったいないですよ。

 

二重書きをする人へ

二重書きはもちろんいけません。

例えば、1の上から5を書いたとしましょう。

これは、見直しをした時に「あれ、1だっけ、5だっけ・・・」となります。

「その時あっていればいいんでしょ?」は通用しません。

問題を解き終わった後、時間があれば見直しをしますよね。そのとき、二重書きをした過去の自分の計算に出会います。

さて、他の問題を解いてきたあなたは、二重書きのうち、どちらが正しい値なのか覚えているでしょうか?

こうなると、もう一度同じ計算をして確かめなければならなくなります。それは時間がもったいないです

ですから、二重書きは厳禁です

約分などで、斜線を引くことも二重書きです

自分も採点者も見にくいからです

そういった計算は紙の隅に計算するようにしましょう。

 

)の使い方

( )の使い方については数学的な話ですので、ここでは、詳しい話はある程度省略します。まずは一言。

)を上手く使えない者は数学に泣く

これも分数の計算で起こりやすいです。分子が多項式で表されている場合、それらをひとかたまりとして見なければいけません。

つまり、( )を付けて計算しなければ正しい値が算出できません。

分数についているマイナス(-)を、分子に分配しなければいけないんですね。

そのほかにも、平方完成などの数学の基本変形は、( を上手く使えていない人は苦戦します。

文字が含まれた式の平方完成が正しくできますでしょうか?今一度、復習してみましょう。

 

まとめ

ノートに書く字は丁寧に、大きく、見やすく!

★二重書きは厳禁と知るべし!

)を使うことをサボらない!

 

字を直すことは、今からでもできることですので、丁寧な字で書くよう心がけてみてください。

丁寧な字を書くことで、書くスピードはやや落ちますが、これが考えるきっかけになります

考えることの大切さは、他コンテンツに書いてありますので、そちらもお読みください。

 

数学が得意になるノート作り~基礎②~に続きます。それではまた。

数学が得意になる人がやっているノート作り~基礎②~