「記憶」という授業の導入

 

 

彩心塾では今年度から記憶という授業を導入しています。

近頃の生徒を見ていて、記憶力が低下傾向にあるように思えました。

そこで、生徒に「記憶」することが得意か苦手かを尋ねてみたら、苦手と答える生徒が半数以上を占めていました。

「記憶力」がない状態では、漢字や英単語、各教科の重要語句を覚えるために費やす時間が大幅にかかってしまいます。それだけでなく、授業で習った内容もすぐに抜けて行ってしまいます。

なんとかこの状況を打破しなければと思い、学習カンファレンス等の会議で打開策を考えた結果、「記憶」という授業を導入することにしました。

では、どうすれば「記憶力」が上がるのかというと、やはり「記憶する」ということから逃げずに前向きに向き合い、反復して「記憶」しようと取り組む必要があります。

分かりやすい例をあげると、「記憶」というのは運動するときの筋肉と同じようなものだと思います。バスケの選手だと、ドリブル練習・パス練習・シュート練習を、初心者はもちろんトッププレイヤーも毎日のように練習します。トッププレイヤーは最初からなんでもできた訳ではありません。最初はたくさんのミスをし、たくさんの敗北や挫折を大半の人が味わってきています。そんなときこそトッププレイヤーたちはみんな必死に練習をし、同じ敗北や挫折を味わわないためにミスを減らす努力をしていきました。

そして今でも毎日しっかり練習をしています。それは、いかにミスを減らせるかや、シュートの精度をいかに上げられるかや、筋肉と感覚を衰えないようにするためです。

「記憶」も同じようなもので、最初からすぐに記憶できるわけではありません。何度も反復練習を行い、「記憶力」という筋力を鍛え上げる必要があります。

そうすることで、最初は1時間に20個の英単語しか覚えられなかった生徒でも1時間で50個の英単語を実際に覚えることができるようになりました。

さらに早く「記憶」できるようになると時間の節約につながり、同じ時間でさらに他の内容も記憶していけるようになっていき、学習効率が飛躍的に上がっていきます。

このようなことから成績を向上させるためには、「記憶力」を上げることに比例していくと思います。ですから、生徒が各自で自主的に「記憶」のトレーニングをするだけでなく、授業で「記憶」という時間を設けて、「記憶力」をあげていく習慣をつけようと考えました。

では、具体的にどのような取り組みをしているかというを説明したいと思います。

 

まず、下記の画像をご覧ください。

記憶1記憶2

 

これらの画像は普段取り組んでいる一部分ですか1枚目の画像を見ていただくと分かるように、最初は全然正解できていませんでした。

ですが、その時間内に全問正解できるように、必死で記憶していったところ、満点を取ることができました。

これは受験に必要のない内容で記憶力を高めていく訳ではなく、受験の内容を利用して記憶のトレーニングをしていくため、記憶力も上がり、受験に必要な内容も同時に覚えられるので一石二鳥となります。

1回目から満点を取れてしまっても問題ありません。その場合はさらに多くの課題に取り組むため、より多くの内容を記憶していくことができます。

 

このように「記憶」という授業を導入したことで、以前よりも成績アップにつながっています。